外科的気道確保マニュアル 第2版
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尾側頭側頭側頭側A.輪状甲状靱帯(膜)穿刺・切開術の手技の実際  25頭側尾側尾側尾側 図Ⅲ-4 ペアン鉗子による拡大 図Ⅲ-5 鉗子を傾け,切開孔を保持する 図Ⅲ-6 気管チューブの挿入❾ 曲がりペアン鉗子を創に入れて横方向に広げ,90度回転させて,縦方向に広げる(図Ⅲ-4)。❿ 横方向に切開孔を開いた状態に戻し,鉗子を頭側に倒し,左手に持ち替えそのまま保持する(図Ⅲ-5)。⓫ カフ付きの気管チューブ(あるいは気管切開チューブ)を切開部から挿入する。  その際,スタイレットを使うと先端が頭側の声門方向へ上行しにくい(図Ⅲ-6)。 カフが見えない程度の深さでカフを膨らませて換気を行い,チューブを固定する。⓬ Ⅲ

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