外科的気道確保マニュアル 第2版
90/102

横縦中下横縦■ 術後管理(図付2-6)❶気管切開チューブの固定方法 気管切開チューブの固定方法は,付属の紐で固定している施設が49施設,皮膚にチューブを縫い付けている施設が26施設,マジックテープのバンドで固定している施設が25施設であった。皮膚にチューブを縫い付けている施設は26%にとどまった。❷カフ圧計の使用 カフ圧計を常時使用している施設が36施設,ほぼ使用している施設が36施設,時々使用している施設が19施設,使用していない施設が9施設であった。72%の施設でほぼ使用されていた。76  付2.気管切開術とその術後管理に関する全国実態調査症例に応じて4施設38施設59施設皮膚切開62施設輪状軟骨切開上気管切開甲状腺の処理39施設該当施設なし開窓1施設3施設6施設逆U字91施設気管の切開方法 図付2-5 手術方法❷STの手術方法(図付2-5) 一般に行っている皮膚切開線は,縦切開が59施設,横切開が38施設であった。気管の切開部位は下気管切開が62施設,中気管切開が39施設であり,輪状軟骨切開や上気管切開を施行している施設はなかった。気管の切開方法では,逆U字が91施設,縦1線が6施設,横1線が3施設,開窓が1施設であった。

元のページ  ../index.html#90

このブックを見る