外科的気道確保マニュアル 第2版
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■ 気管切開チューブの交換(図付2-7) 気管切開後の初回のチューブ交換は術後7日目に施行している施設が82施設であった。その他は,1〜6日目が7施設,8〜13日目が3施設,14日目が6施設,15日以上が1施設であった。チューブの初回交換時の人員は,医師2名以上が58施設,医師と看護師各1名が30施設であり,複数人で対応している施設が88%と大半を占め,リスク管理の高さがうかがえた。一方で,2回目以降の気管チューブの管理は主科(依頼科)の医師に管理を委託している施設が80施設であった。マジックテープのバンド25施設皮膚と縫合26施設15日以上14日目6施設1施設8―13日3施設7日目82施設初回交換時期回答なし1施設付属の紐49施設カニューレ固定法1―6日目7施設医師1人13施設医師と看護師30施設初回交換時の人員回答なし1施設常時使用36施設ほぼ使用36施設カフ圧計の使用看護師管理症例による1施設3施設主科で管理80施設2回目以降の管理気管切開術とその術後管理に関する全国実態調査  77使用せず9施設たまに使用19施設耳鼻科で継続管理17施設医師2人以上58施設 図付2-6 術後管理 図付2-7 気管切開チューブの交換付 2

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