学会紹介
学会の歴史
国際・世界会議の主宰
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第7回国際会議開催
昭和33年(1958)9月12日~14日 京都市・京都大学(後藤光治会長) -
第11回国際会議開催
昭和40年(1965)10月30日,31日 箱根観光ホテル(山本 馨会長) -
第6回世界会議開催
平成1年(1989)10月15日~18日 東京都・グランドヒル市ヶ谷(井上鐵三会長) -
第11回世界会議開催
平成12年(2000)6月7日~10日 横浜市・パシフィコ横浜(木田亮紀会長)
会報の発行
「日本気管食道科学会会報(The Journal of the Japan Broncho-esophagological Society)」は当初季刊として年4回発行されたが,昭和38年(1963)学会創立15周年からは年6回発行され今日に至っている。
日本気管食道科学会奨励賞
学会の発展のために,45歳以下の若手研究者の育成と学会会報の充実を目的として,会報に掲載された論文の中から優秀なものを選び,奨励賞をあたえる議案が,平成10年(1998)10月1日開催の評議員会において承認され,平成10年から実施されることとなった。選考部門は,第1部門(気道系),第2部門(食道系),第3部門(その他の系)とし,選考委員会で選考,理事会で受賞者を決定し,総会で表彰するものとした。
認定医制度の発足
昭和59年(1984)初頭から専門医制度導入の是非について検討,学会の発展と充実,会員への利益と生涯教育を考え,昭和62年(1987)10月22日開催の総会においてその実施案を上程して承認を得,翌年の昭和63年(1988)から発足するに至った。また,平成2年(1990)5月『認定医通信』を創刊し,以後年2回発行している。
研修会・講習会の開催
昭和24年(1949)から16年間にわたり51回開催された小野譲会長主催による講習会の趣旨を継承し,学会学術講演会の終了後に,総会会長の企画により研修会が行われてきた。
また,昭和59年(1984)からは夏季に学会主催の講習会が開催され,平成3年(1991)3月認定医大会が開催されるまで継続した。
- 夏季講習会
- 第1回
- 昭和59年(1984)8月
- 遠藤光夫教授担当
- 東京都・東京女子医大消化器病センター
- 第2回
- 昭和60年(1985)9月
- 池田茂人部長担当
- 東京都・国立がんセンター
- 第3回
- 昭和61年(1986)9月
- 松永 亨教授担当
- 大阪市・三和化学研究所大阪メディカルホール
- 第4回
- 昭和62年(1987)9月
- 山下公一教授担当
- 名古屋市・興和紡績本社ビル講堂
- 第5回
- 昭和63年(1988)8月
- 平野 実教授担当
- 福岡市・武田薬品工業(株)大会議室
- 第6回
- 平成元年(1989)8月
- 戸川 清教授担当
- 仙台市・仙台ターミナルホテル
- 第7回
- 平成2年(1990)8月
- 原田康夫教授担当
- 広島市・広島厚生年金会館
- 認定医大会
- 第1回
- 平成3年(1991)
- 井上 鐵三
- 所沢市
- 第2回
- 平成4年(1992)
- 岩田 重信
- 名古屋市
- 第3回
- 平成5年(1993)
- 村上 泰
- 京都市
- 第4回
- 平成6年(1994)
- 遠藤 光夫
- 東京都
- 第5回
- 平成7年(1995)
- 高橋 宏明
- 大阪市
- 第6回
- 平成8年(1996)
- 高坂 知節
- 仙台市
- 第7回
- 平成9年(1997)
- 日野原 正
- 東京都
- 第8回
- 平成10年(1998)
- 福田 宏之
- 東京都
- 第9回
- 平成11年(1999)
- 坂倉 康夫
- 四日市市
- 第10回
- 平成12年(2000)
- 小林 武夫
- 東京都
- 第11回
- 平成13年(2001)
- 古川 仭
- 金沢市
- 第12回
- 平成14年(2002)
- 堀江 孝至
- 東京都
- 第13回
- 平成15年(2003)
- 久 育男
- 京都市
- 第14回
- 平成16年(2004)
- 北原 哲
- 東京都
書籍の刊行
学会企画による刊行書籍を以下に記す。
1)小野譲著「肺癌の細胞学的診断」
2)小野譲著「仁医ジャクソン」
昭和26年(1951)12月
3)日本気管食道科学会創立20周年記念「会報総索引集」
昭和43年(1968)10月
4)日本気管食道科学会編「気管食道科学」医学書院
昭和43年(1968)10月
5)小野 譲監修「新・気管食道科診療の実際」メディカルリサーチセンター
昭和26年(1951)12月
6)日本気管食道科学会編「気管食道科診療の進歩」日本印刷株式会社
平成8年(1996)5月
異物防止運動,映画による学術の普及
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異物防止運動(学会の対社会的活動)
(1)ゴムホーズキ等危険な玩具の製造販売禁止
昭和27年(1952)11月3日総会承認
(2)鉛筆キャップの先端穴あけを製造会社に要望
(3)PTP薬剤包装の改良
平成6年(1994)10月19日総会承認(同項参照) -
映画による学術の普及(要望に応じて貸与)
(1)Paul H.Holinger
「内視鏡映画」
(2)Smith Kline and French研究所作成
「外部からの心臓マッサージ」
(3)H.J.Heim1ich
「How to save chok-ing victim」
(4)日本気管食道科学会編
「異物事故-それは他人事ではない」 昭和46年(1971)制作
『気管食道科学用語解説集』の刊行
日本医学会の[医学用語統一作業]の一環として平成10年(1998)2月編纂委員会を設置し,5年余の歳月を経て平成15年(2003)9月に完成,発刊した。
文責 日野原 正(顧問)・広報委員会